Contents
● Top Page
● 更新履歴
○ 850i との出会い
● 購入まで
● Maintenance
● Gallery
● Details
● Guest Book
● Links
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1991年初夏
学生最後の年、修士課程2年の時、はじめて自分の車を買った。9歳(82年式)のソアラ 2.8GT(5M) だ。
それまでは友人にもらった車や家の車を使っていたが、塾講師のアルバイトで貯金もたまり、
学生最後の年を華やかに飾ろうと、僕なりに思ったわけだ。
電車通学が基本だが、理系の大学院生で10時登校、帰れるのは深夜25時、26時となることも時々あるため、
大阪の北の方にある箕面の実家から、大阪市の南隣にある堺市内の大学まで週に1・2回車で通っていた。
朝は急いでいることもあり、阪神高速空港線・池田〜環状線〜湾岸線・三宝をよく使っていた。
一方帰りは深夜なので下道もすいており、310号〜あびこ筋〜谷町筋〜梅田新道〜新御堂というルートで
45分から50分位で帰れてたと思う。
バイト仲間は、時給が7,000円、10,000円というのもザラで、結構いい車を新車で買ってるのも少なくなかった。
Cerica GTR, 180-SX, GTO, デビューしたばかりのGTR(32)&Z, 7Mソアラ、などなど。
週に2回のバイトではそんなことはできはしなかったが、当時としては大柄&大排気量の車を、
中古とはいえ自由に駆けめぐらせることができるというだけで、とにかく嬉しかった。楽しかった。
25時位に友人と共に研究室を出て、阪神高速、名神高速を乗り継ぎ、京都・北白川のラーメン屋「天下一品」に
行ったのも一度や二度ではなかった。たしかにうまいラーメンを食べたいというのもあったが、
なによりドライブが楽しかったのだ。その後友人を家まで送り、自宅にたどり着くのは早朝。
とにかく走り続けていた。
その日も研究室を出たのは25時くらいだったか。いつものように 5M SOARER で帰路についた。
夜中のあびこ筋は車もまばらで、信号の Go / Stop も運転のメリハリがついて心地いい位だ。
そんなとき、もうすぐ大和川を渡って大阪市内に入ろうかという辺りの信号待ちの時、一目でわかる美しい
ボディの影が横に現れた。「この車、めっちゃカッコえー!」。緑色のロングノーズクーペ。
青信号になり、ともにスタート。その車の後ろに回る。テールがまたかっこいい。
重厚感があるのに流麗。BMW のロゴと「850i」の文字を確認した。この車に乗ってみたいという思いと、
現実的にはきっとものすごい金がかかるんやろうというわかりきった諦めと。
その後も同じような時間帯で、多分同一とおぼしき 850i と何度か遭遇し、その度に「かっこえ〜」、
「いつかはこれやな」などと思っていた。
2001年早春
93年に新車で買った P10プリメーラがもうすぐ8歳を迎える。今年は車を買い換えるべく年明けから
何度か台場の TOYOTA Meg@Web や青山の HONDA のショールームに行っていた。
最新モデルに座り込んでみて、こんなに進化しているのかとびっくりの連続だ。
Vitz や FanCarGo の乗り降りのし易さ、プログレの高級感、オデッセイの広さ、などなど。
中でも一番やられたのはハリアーだった。居住性の高さと高級感、ハイパワー、実用性、どれをとっても申し分ない。
ここでディーラーに行って試乗してたら買っていただろう。
ただ、折角選ぶんだから念のため、というかおもしろ半分で中古の高級外車なんかもどうかなと思い、
Car Sensor を買って色々見ていた。そうして目に飛び込んできたのは、いつの日か夢見た BMW 850!
値段を見てまたびっくり。買える値段じゃぁあ〜りませんか。
Car Sensor に出ていた埼玉の大昭自動車にある緑の91年式 850i を見に行った。
このお店は整備工場の写真も載せていて、その清潔感とサポート体制の安心感から見に行ってみようと思ったのだ。
売約済みでないことを電話で確認し、夕方閉店前にお店に到着した。展示場の一番目立つ角に 850i を発見した。
久しぶりにこの目で見るスタイルは、ただ見てるだけで頬がほころんでくるかっこよさだ。
スタイルだけでなく、中を見させてもらってその落ち着いた高級感に魅了された。
10年の時を経て、あこがれの車を目の前にし、嬉しい気持ちがあふれ続けた。
強い願いは叶うものなのか、結局このお店であこがれの BMW 850i を購入することになる。
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